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山口大学洞穴研究会
Speleological Survey Group of Yamaguchi University
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洞窟とは
洞窟は地下の空間で人間の入ることが可能な場所を指します。形成のメカニズムによって溶食洞窟、火山洞窟、構造洞窟に区分されます。私たちが主に活動しているのは石灰岩が溶食(溶か)されてできた溶食洞窟です。鍾乳洞とも言われています。世界中には数えきれないほどの洞窟があり、日本の洞窟はどちらかというと規模が小さめです。日本で一番長い洞窟は岩手県にある安家洞で約20kmほどですが、世界で一番長い洞窟はアメリカにあるマンモスケイブシステムでなんと総延長約650kmもあります。ちなみに安家洞は総延長世界ランキング153位です。深さにおいては一番深いのが東欧にあるジョージアのクルーベラ洞窟で2000m以上の深さがあります。日本で一番深いのが新潟県にある白蓮洞で450mです。
また、洞窟は古くから住居・貯蔵庫など様々な用途で使われてきました。いまでも焼酎や日本酒を熟成させている洞窟もあります。熊本県の球泉洞では名産の米焼酎を貯蔵しています。なぜそのような利用をされているかというと、まず洞窟では日光における温度変化が無視でき、外気が流れ込んできても循環しにくいため温度がその地域の平均気温に保たれるからです。
秋吉台で洞窟活動を行う場合は秋吉台科学博物館に秋吉台利用許可証の申請を行わなければなりません。また、民家の敷地内などに開口している場合は地主の方にも渉外を行わなければなりません。
美祢市立秋吉台科学博物館
〒754-0511 山口県美祢市秋芳町秋吉1237-938
TEL:0837-62-0640 / FAX:0837-62-0324
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