こんにちは。62代のカネゴンです。
今回は秋頃に行われたジヘラー訓練について記事を書いていきます。
最後まで読んでくれたら嬉しいゾ。
今回のテーマ「ジヘラー」ですが、分からない人もいると思うので、軽く解説しておきます。
簡単に言うと、竪穴(井戸みたいな穴)を昇降している人の命綱を扱う人のことです。この訓練では安全に「ジヘラー」として活動できるかどうかを試験します。
洞口までの道中。木漏れ日が良い感じですね。
この日の班構成は自分含めて4人。当時の3回生が1人、2回生が2人、1回生が1人という構成になってました。
写真を見てわかるように、山口の洞窟はほとんど山の中にあります。山の頂上に洞窟があることもあり、その時は1時間ほどかけて山を登ります。荷物が重いとさらに苦しみが増します。
そういえば昔、小学生1人分くらいのクソ重いザイルバッグ(写真で背負ってる黄色いやつですね)を自ら背負い、1時間もの長さの山道を進んでくれた先輩(今では留年して同級生です☆)がいました。後輩想いの良い先輩ですね。まぁ今は先輩じゃないんですが。(もちろん留年してない人がほとんどですよ!!)
洞口付近に到着。
早速入洞する準備を始めます。
今回は竪穴なので、ラダー(縄ばしご)をセット(岩や木へのとりつけ)をします。これが鬼門で…。基礎的なことではありますが、たくさんの実戦を積まなければ完璧に出来るようにはなりません。とりつける岩や木の選定に始まり、ロープに負担がかからない設置を考えたり、素早く、正しく、ラダー及びロープを設置したりといった、幅広い技術を常に磨く必要があります。
この訓練では、このセット技術に加え、ジヘラーとしての命綱の操作技術が身についているかどうかを確認しています。
色々と準備が終わったら洞内に入ります。写真左手前の青いツナギの子(以下青ツナギ)が今回の訓練対象者です。果たして無事に訓練を終えることが出来るのか…
洞口から見たジヘラー。良い感じに顔が引き締まっていますね。緊張感が伝わってくるでしょうか?
こんな感じでラダーを降りていきます。
ジヘラーを交代して青ツナギも降りていきます。
こうやってブログ書いてると洞窟に入りたくなってきますね。
最近はコロナの影響でアウトドアな事を何一つ出来ていないので、なおさら洞窟欲が高まっています。
そうこうしているうちに僕の順番がやってきたようです。仲間に見守られながら降りていきます。
洞窟の中から外を見るとこんな感じ。とある部員はこの景色が好きなんだそうです。洞研に入ったらいくらでも見れますよ。
降りていくと青ツナギが座って待機してました。洞内は基本的に湿度100%なので洞床は濡れています。降りてすぐに昇れるわけではないので、次第に衣服の中に水が染み込んできます。この時の表情は虚無です。
全員無事に昇ることができ、帰路に就きます。それにしても良い天気だなぁ。
この日の夜は「生さんま」を焼いて食べることに。時期的に脂がのってて最高でした。また食べたいなー。
さんまを焼いている様子。OBさんが七輪?を持ってきてくれました。 そんな感じでジヘラー訓練初日の記事を終えたいと思います。初日があるということは…2日目があるということです!!近日中にその記事をアップする予定でいるのでどうぞお楽しみに。 最後まで読んでくださってありがとうございました。
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